それだけ。
それが キミだってこと、
ボクは 知ってる。
だけど、
ただ、それだけ。
うれしいとか、
かなしいとか、
とまどうことさえなくて。
ただ、知っている。
それだけ。
深夜のバスタブ
泡と一緒に 浮かぶのは
溜息と 懺悔の言葉
いつまでも
消えやしない
傷跡
冷たいシャワーに 打たれて
麻痺してしまえばいい
思考も 感覚も
生ぬるい 水底に
甘く 溶けかかった
幻想を 追いかけて
濃紺のビロードに
転がした
金平糖の星
でたらめと
ほんとうを
かき混ぜて
ボクらは
甘い 甘い 恋をしたね
ありふれた
別れの言葉だけを残して
夢のように 消えてしまった
キミ
思い出の欠片を
心に刺したまま
ボクは ひとり
果てのない 夜を漂う
最近のコメント